10月1日よりCP3認証制度開始、認定書授与式を開催しました

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2010年9月9日

◇10月1日よりCP3認証制度開始、認定書授与式を開催しました

2008年に防腐合板推進協議会が設立されて以来、住宅産業は、長期優良住宅制度が開始されるなど、構造や骨組がしっかりした長持ちする家が求められる条件になりました。年々住宅のさらなる住宅長寿命化を真剣に取り組む動きが活発になってきています。最近では、年間棟数50棟以下の中小工務店に対する長期優良住宅の助成金「木のいえ整備促進事業」が延長されたことの影響もあり防腐合板への問い合わせが多くなっています。

そこで防腐合板推進協議会は、合板製品の品質や信頼性を高める目的で、10月1日より防腐合板の品質の高さを証明する認証制度を実施していくことを決定しました。
認証基準には様々な基準を設けており、例えば防腐合板の製造に用いる合板は、「合板のJAS」の性能品質に準じる合板を用いることや、防腐合板の製品を用いて釘接合部せん断試験を実施することをなどと定めています。またJIS規格に準拠する加圧注入処理方法で製造された製品であること、(財）日本住宅・木材技術センターの「優良木質建材等認証（AQ認証）事業」で定められた性能基準と同等以上の防腐・防蟻性能を備えていることを要件としています。

また、防腐合板推進協議会が一貫して主張してきた、現代木造設計の物理的な長寿命化実現するために重要な加圧注入処理の利用の普及と、その品質の高さを確保する目的で、認証制度開始に先駆け、所定基準を満たす防腐合板6製品を認証することとし、認定書の授与式を開催しました。
（CP3認証品一覧／CP3認定書授与式の様子参照）

認証品には、信頼の「CP３」マーク（イメージ図下記参照）を印字もしくはシールを貼付します。工務店などの住宅供給会社や設計事務所向けに、品質の高い防腐合板を選択していただきやすく工夫しました。
また、一般ユーザーにも安心・安全のかたちを目に見えやすくする効用もあると考えております。

今後、重要性が高まる「住生活」という生活の基本から不安や負担をなくしていくために、品質の良い住宅を建てて、社会資本として長く使うという考え方が、より一掃私たちひとりひとりに求められております。

現代木造住宅設計の物理的な長寿命化実現のため、現実的で信頼性のある加圧注入処理（防腐防蟻処理）の利用を核とした「防腐合板」は、今後、大きな役割を担えることをより一層の普及活動を行ってまいります。

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CP3マーク
　

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　　　CP3認定書授与式の様子